2013年5月21日火曜日

ユニキット UK-20S


キット構成
ユニフォーカス650(AL-UF-6-2)×2
ユニフォーカス1000(AL-UF-10-2)×1
延長コード 5m(AL-EX2-5)×3
コンパクトスタンド(AL-1052JBAC-STAND)×3
電球(AL-UF-6-2用)(AL-JPD100V-500WC)×2
電球(AL-UF-10-2用)(AL-JPD100V-1000WC)×1
キャリングケース(AL-UK-20S-3用)(AL-CF-121-2-CASE)
W920×H355×D265 22.4kg

 ユニキットは色温度3200Kのハロゲン電球が付いたロケーション用ライティングセットです。500Wが2灯、1000Wが1灯の3灯セットです。これだけあれば簡単な映画は撮れそうです。色温度を変えるにはブルーのセロファンをライトの前にかざすなどして対応します。デジタルカメラの場合はカメラ側の色温度設定である程度好みの色が出せます。モノクロ写真の場合は色温度は無視できますので利用価値は高いと思います。

人物撮影の場合は直当てだとかなり硬い影が出ますので、アートレなどでディフューズすることが多くなると思います。モデルさんの陰影はこのアートレの位置で調節します。仮に光源が傘バンだとすると余分な光が背景に届いてしまうため、黒ケント紙などでカットします。ユニキットにはバーンドアが付いていますので、この光をカットする作業も簡単にできます。人物撮影はライティングを決定するのにあまり時間は費やせません。ユニキットのような定常光なら影の出方を確認しながらセットできますのでセッティングも短時間で完了します。さらに撮影会のようにカメラマンが複数いる場合、ストロボ光ではシンクロコードを順番に渡しながら1人づつの撮影になりますが、定常光ならいつでも誰でも何人でも好きなときにシャッターが押せます。

テクニック的な面では、人物の動きを表現したい場合に定常光は有効です。ストロボ光は瞬間光なので動きが止まった静的な仕上がりになります。定常光の場合はシャッタースピードを遅くして動いている部分をブラすことができ動的な仕上がりにすることができます。さらに連写もできますので、まばたきの多いモデルさんでも確実に成功写真を残せます。

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