2013年4月30日火曜日

ホワイトバランスとは?

色温度設定

5260K(ケルビン)

さまざまな色温度の光源のもとで、白色を正確に白く映し出すように補正する機能のことをホワイトバランス機能と言います。ホワイトバランスが取れていないと肉眼では自然に見えていた色がカメラで撮影すると不自然な色に写ることがあります。例えば、蛍光灯の下で太陽光用のフィルムや、太陽光のホワイトバランスで撮影すると緑色がかった不自然な色に写ります。また、太陽光用のフィルムで白熱灯に照らされた被写体を撮るとオレンジ色がかって写ります。これを補正するのがホワイトバランスです。

撮影を始める前に適正なホワイトバランスを設定しておきましょう。オートやプリセット(電球、蛍光灯、曇天など)も用意されていますが、外部ストロボを使ったり高感度やスローシャッターでの撮影では色かぶりが激しくこういったモードでの対応には限界があります。色温度設定で適正なホワイトバランスを設定する癖をつけておきましょう。

色温度

色温度はK(ケルビン)という単位で表示します。デジタルカメラでは、2500K~10000Kの間で細かく設定できます。数字が小さいほど青が強まり、数字が大きいほど黄色が強くなっていきます。朝焼けや夕焼けの赤味を取り除きたい場合は2000Kや2500Kなどの小さい数字に設定します。曇天時や日陰の青味を取り除きたい場合は6000Kや8000Kなどの大きい数字に設定します。また、逆の設定にするとで赤味や青味を強調することもできます。さらにそれぞれの色温度に対してM(マゼンタ)を強めたり、G(グリーン)を強めたりすることもできます。

RGBは光の表現法の一種で、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3つの原色を混ぜて幅広い色を再現する加法混色の一種です。RGBは3原色の頭文字です。ブラウン管や液晶ディスプレイ、デジタルカメラなどで画像再現に使われます。

CMYKは色の表現法の一種で、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4種ですCMYKは頭文字1字を取ったものです。但し同様の意味でCMYBkと表現される場合はBkはブラックを指します。

RGBとCMYの関係

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